首里・桜の家|クレールアーキラボ(沖縄県うるま市)
敷地は那覇市首里の一角に位置する。 施主の要望は、一つの敷地内にある長年住んできた古い家二棟を一つの家に建て替えるという要望であった。 思い入れのあるこの土地に、また新たな歴史を刻んでいける、落ち着いた、そして安心して穏やかな生活が出来る環境を希望された。
交通量の多い前面道路を考慮し、道路から十分な距離をもたせ建物を配置した。 そしてヒンプン(琉球建築の民家における典型的な様式のひとつ)に見立てた杉板型枠仕上げの壁に沿ってアプローチし、玄関に入ると仏間のある和室空間に至る。玄関・和室→リビング・ダイニング・キッチン等のパプリックスペース→寝室・水廻り等のプライベートスペース、と空間が構成される。 リビング、ダイニング、キッチンの空間は建物及び敷地に対して、ほぼ中央に配置し、そこから各室へ回遊出来るように計画した。
また、外部空間に関しては、広い敷地である故に生じた土地の余白をどのように活かすかを考え、それぞれ異なった種類の外部空間を適所に配置し、そこから光、風を取り入れられるようにすると同時に室内からも様々な景色が楽しめるように計画した。
カテゴリ |
住宅 |
構造 |
鉄筋コンクリート構造(RC造) |
種別 |
新築 |
設計料金 |
--円 |
所在地 |
沖縄県那覇市首里 |
建築面積 |
--平方メートル |
竣工 |
2012年10月 |
施工会社 |
-- |
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