イベントの一環でオープンハウスを開催したのが9月。かなりの雨の中、夫妻は小さなお子さん2人を連れてみえた。ご主人のお母様も一緒で、その5人が「松虫の長屋」の住人である。住宅密集地に建つ、築44年の四軒長屋、その中央二棟をリノベーションして住んでおられた。
光を求め塔屋ができ、洗濯干し場が屋根上に出来る。非常に良く乾くはずだ。その洗濯干しは残しつつ、家の中を明るく、人の集まる家にしたいという相談だった。
環境を大きく変えようとするなら、屋根上部分から直接の光を取り込むしかない。2階部分を減築し、光庭をとるプランを考えた。
1階には水回りと各寝室。中2階に母専用のリビング。光庭に開かれたLDKは、子供室を兼ねるロフトと繋がる。また、元界壁にはボルダリングを施した。奥さんは「おもちゃがリビングに広がらないのが何より嬉しい」と言っている。
カテゴリ | 住宅 |
構造 | 木構造・木質構造 |
種別 | 増改築 |
設計料金 | --円 |
所在地 | 大阪府大阪市阿倍野区 |
建築面積 | 68平方メートル |
竣工 | 2015年8月 |
施工会社 | -- |
株式会社 一級建築士事務所アトリエm |
大阪府大阪市平野区平野西5-6-24 |
06-6703-0181 |