滋賀県大津市の国道沿いに建つ木造3階建てのギャラリー付き住宅。1階は現代美術系のギャラリー、2階はクライアントのアトリエ兼小ギャラリーとDK、洗面・浴室などの水回り、3階は寝室という構成。
台形敷地に2台分の駐車場を取り、建蔽率・容積率最大限も空間を求めたことにより、2階のダイニングは斜めにせり出し、3階の寝室を音から守るために立ち上げた屋上テラスの手すり壁兼防音壁と共に特徴的な外観となった。
内部空間も敷地形状に沿って斜めの線を多用し、1階から2階への階段室や3階の居住部分を貫く2階小ギャラリーの天窓付き吹抜けなど、上下階のつながりを強く意識し、迷路のような空間を目指した。
塔本研作建築設計事務所 |
京都府京都市中京区尾張町225 第二ふや町ビル404 |
075-213-1365 |