歴史ある笠間に建てる屋外トイレとして、「※温故錬新」(※造語:故きを温(たず)ねて新しきを練る)を設計コンセプトとし、シンプルな平面・立面形状をベースに笠間の地ならではの工夫を施しました。
具体的には、木造屋根は「むくり」を設けて柔らかさを演出する一方で、鉄筋コンクリート壁と小屋組の間に透明感のあるガラスを挟む事で屋根の浮遊感を演出しました。
また、温故を実践すべく、笠間の地場産材として、笠間焼陶板を床面の一部に採用、稲田御影石は床面及び壁面の一部に採用しました。
さらに、錬新を実践すべく、その他外壁面は現代の建築材料であるコンクリート打放し仕上げと笠間焼を連想させる色および質感の割はだボーダータイルを採用しました。
カテゴリ | 体育館・スポーツ施設 |
構造 | その他 |
種別 | -- |
設計料金 | --円 |
所在地 | 茨城県笠間市 |
建築面積 | 78平方メートル |
竣工 | 2016年4月 |
施工会社 | -- |
環建築事務所 |
茨城県笠間市大渕1506-5 |
0296-72-5325 |