「家族がいつも繋がりながら楽しく住む」住宅の設計です。
南西側に手稲山へと目線が抜ける住宅街に敷地はあります。
コストを抑えるため考え、なるべく全体を凹凸の少ない総二階の直方体をとし、その中心に0.5階分の高さのボックスを配置しました。ここは階段の踊り場を広くしたようなスペースでもあり、子供たちの勉強スペースとなる「1.5階」とも言えるフロアです。
このフロアがあることで、一番家族が居る一階のLDK、子供の勉強スペース、ご主人の書斎ともなる二階のライブラリスーペースが滑らかに一筆書きで繋がり、家族がいつも互いの雰囲気を感じながら生活できる開放的な共用部が出来ました。
まだ就学前のお子さん二人がおり、今後はキッチンやリビングにいながらに机に向かう子供と顔を合わせながら過ごすことが出来ます。 家族が一緒にいる共用部を充実させた代わり、個室群は最低限の大きさとしコストを絞り、なるべく個室にこもらない、家族皆が快適な共用部に居たくなる事も隠れたテーマにしています。
子供たちの成長を見守りながら、家中どこにいても家族が共に楽しく生活できる空間となりました。
カテゴリ | 住宅 |
構造 | 木構造・木質構造 |
種別 | 新築 |
設計料金 | --円 |
所在地 | 北海道-- |
建築面積 | 67平方メートル |
竣工 | 2014年3月 |
施工会社 | -- |
富谷洋介建築設計は北海道札幌市を拠点とする建築設計事務所です。 建築設計とは表面だけをとらえると、単なるものづくりであり、場所づくりと捉えられがちです。 しかし、私たちが本当に設計しているのは物で...
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