敷地は、都内の小規模な工場や店舗兼住宅が密集するエリアに位置する。いわゆる“旗竿形状”であるが、竿部分には地域とのコミュニケーション媒体としての前庭を設え、奥のほぼ正方形の部分に建屋を配置した。施主の生活スタイルから、採光・通風を確保しやすい2階に家族の集う空間、1階に寝室や浴室等の諸室をコンパクトにまとめている。
外部の視線を遮りながら室内に豊かな光を風を取り込むため、2階南側に三角形のインナーテラスを設置。子供のプールや星空のバータイムに最適なあそびの場であり、大開口を開け放てば室内と連続する空間に。そのテラスに対面する円形堀込スペースはくつろぎの場であり、ここに集まれば自ずと互いの顔が見え会話が始まる。
△と〇?外と内のふたつの自由な“場”が、この家で過ごす時間をより豊かにする仕掛けとなっている。
カテゴリ | 住宅 |
構造 | 木構造・木質構造 |
種別 | 新築 |
設計料金 | --円 |
所在地 | -- |
建築面積 | --平方メートル |
竣工 | --年--月 |
施工会社 | -- |
一級建築士事務所 club Mai architects |
東京都江東区海辺18-8 |
080-300-16403 |