20年程前の造成地で、道路から1.8m上が宅地地盤となります。
隣地の擁壁が不安定な状態にあったため、既存の家や隣地の建物が傾いていました。この問題をクリアするため、擁壁を再構築する際に生じた空間にRCの箱を挿入し地下と上部の基礎を兼ね、2層の軸組みを積み上げる設計としました。
クライアント夫婦の収集している骨董品が映える器となるようにと、家のコンセプトは「墨色の家=スミカ」としました。
「スミカ」には、クライアント夫婦が「愛着を感じ永く棲み続けていける家=棲家(スミカ)」という願いを込め、建築手法では分離発注を用いたことから、「価格の透明性を目指した家=澄家(スミカ)」という意味が込められています。
カテゴリ | 事務所・オフィスビル |
構造 | その他 |
種別 | -- |
設計料金 | --円 |
所在地 | 京都府亀岡市 |
建築面積 | --平方メートル |
竣工 | 2008年9月 |
施工会社 | 分離発注方式 (オープンシステム) |
FORMA建築研究室 |
京都府京都市西京区御陵鴫谷15-7-201 |
075-391-9558 |