国道部分の拡幅に伴う事務所併用住宅の建て替えです。
1階はオーナーの事務所と駐車場、2・3階が住居。 北側を走る国道以外、三方向を隣地に囲まれた近隣商業地域の狭小敷地のため、各居室に対し採光・眺望をどう確保するかがテーマとなりました。
まず、北側の国道に面し大きな開口部を配し、バッファーゾーンとしての階段を通して、2階居室への柔らかい採光と眺望を求めました。 北側に大きな開口部をつくる手法はしばしばアトリエなどに用いられ、柔らかい光は室内に眩しさ・高温・陰をつくらず、実はとても居心地が良い。 次に、3階は南側バルコニーで外部空間を取り込み、そこから居室への採光を確保しました。 現在、敷地の南・西側はカーディーラーの駐車場となっていますが、将来に渡り居住性が確保されています。
カテゴリ | 住宅 |
構造 | 木構造・木質構造 |
種別 | 新築 |
設計料金 | --円 |
所在地 | 千葉県国道沿いに建つ、事務所併用住宅。木造3階建て |
建築面積 | 139平方メートル |
竣工 | 2006年2月 |
施工会社 | 大秀建設 |
古里設計 |
千葉県柏市増尾5-2-7 |
04-7170-5666 |